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第6回CRS全国大会in沖縄 テーマ「残存能力・潜在能力を活かす住環境」 平成20年11月15日(土)・16日(日)


ある日突然奪われた体の自由。
時間はかかりますが、たくさん泣き、たくさん悲しみ、たくさん苦しんだあとに、それを受け入れることができるようになります。

「もう、ダメだ。」 と思うとき、「どうしたらできるようになるのか。」を考えて下さい。
「こうしてくれないか。」と言えることが、自立・自律への第一歩となります。
自分の能力を活かし、自分の意思で生活をして下さい。
住環境を改善することで、残存能力・潜在能力をひきだすことができます。

大丈夫。自信をもって。少しずつ。

第6回CRS全国大会の模様


【内容】
事例発表 「2007年〜2008年 武藤技建実例発表」
CRS研究会会長 株式会社武藤技建 代表取締役 武藤俊之
事例発表 「CRS会員による住宅改修」
コメンテーター 佐賀医大准教授 松尾清美
  1. 「介護保険から学んだ住宅改修」
    沖縄県 有限会社東洋商会 宮平智子
  2. 「高齢者、残存能力を活かした改修」
    沖縄県 有限会社ラムハウジング 川上優
  3. 「住宅改造から見えてきた生きる歓び」
    長崎県 こころ工房株式会社 井出誠一
参加者によるグループディスカッション
〜実例に基づいた住宅改造の検討と発表〜

参加者によるグループディスカッションの模様

  1. 参加者全員が11グループに分かれる。
  2. 高齢者・脳梗塞・脳性麻痺・脊椎損傷の中から、各グループひとつの症例をテーマに話し合う。

    例 : 交通事故による脊椎損傷

    ■ 脊髄損傷とは
    交通事故や病気が原因で脊髄を損傷してしまうと、体には麻痺が残ります。 脊髄の損傷した部分が上になればなるほど、麻痺する部分は広範囲になり、損傷した部分以下の脊髄が支配する神経の範囲は麻痺をしてしまいます。

    ■ Dさんプロフィール
    36歳男性 : 身長165cm、体重60kg
    本人、母(68歳)の2人暮らし
    病名 : 交通事故による脊椎損傷
    症状 : 下肢マヒ(T-5)

    ■ 要望
    雨の日に他の車がスリップを起こし、私の車に激突してきました。何が起こったのかわからなかったのですが、気がつくと足が全く動かない状態でした。

    病院で脊髄損傷を告げられ、下肢麻痺で一生車いすの生活になったことを告げられました。
    最初はなかなか受け入れることができなかったのですが、時間が経つにつれて受容できるようになりました。

    事故にあって8ヶ月。病院でのリハビリにもだいぶ慣れ、自分がどの程度車いすでの生活ができるかもわかってきました。

    上半身は以前と同じようにいろんなことができます。車いすから、車・トイレ・入浴・ベットへの移乗動作に時間はかかりますが、一人でできます。

    今後、母が高齢になっていきますので、あまり負担がかからないようにしたいと思います。家の広さなど限られていますが、できる限り自分の持っている残存能力や潜在能力が発揮できる家にしていただきたいと思っています。

    福祉機器・福祉用具を工夫していただいてもかまいませんので、良い提案をお願いいたします。

  3. 検討発表 間取りを再現・症状に合わせた住環境の提案
  4. 佐賀大学医学部准教授 松尾清美氏よりアドバイスをいただく。
  5. 各々が、今後の住宅改修へ活かしていく。

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